頑張りすぎず、完璧すぎずが丁度いい。

介護士をしている人の中には、子育てとの両立に苦慮しながら働いている方もいるでしょう。
しかし、仕事と子育てをうまく両立させるためには、いくつかのコツがあるので、ここではその中から特に大切なことをお話します。

子育て中の介護士の中には、なんでも頑張ってしまう人がいますが、そうなると無理が出てしまいます。
ですから、全てを自分一人でしようとしてはいけません。
配偶者や父母など、可能であれば周囲に頼りましょう。
そうすることで、負担を軽減できるはずです。

人間は機械ではないので、何もかも自分でしようとすると負担が大きくなり、心や体に不調をきたします。
頑張り過ぎて倒れてしまったら元も子もないですよね。
ですから、役割を分散して、負担が自分一人に集中しないようにすることは大切です。

また、完璧を求めないことも大切なポイントです。
仕事も子育ても完璧にこなしたいと考えるかもしれませんが、常に完璧であろうとすると、上手くいかなくなるとイライラしてしまいます。
介護職は場合によっては人の命にもかかわる仕事なので、重大なミスにつながるようなことはできませんが、だからといって完璧を求める必要はないのです。
このことは、子育ても然りです。
親だからといって、完璧に子どもに対応できるわけではありません。
子どもと一緒に、親も成功や失敗を繰り返しながら成長していくものなので、上手くいかないことがあっても受け流しましょう。
これらのことを意識するだけでも、気持ちは随分楽になりますよ。